カ行
いまさら聞けない生コン用語・単語をまとめました。
カ行
- 回収水補正 (カイシュウスイホセイ)
- 回収水中の固形分率を算出し、その値を操作盤に入力することにより、水の必要量を補正する機能
- コルゲートサイロ残量監視システム (コルゲートサイロザンリョウカンシシステム)
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コルゲート骨材サイロの残量をセンサーで計測するシステム。型式:H-RM
サイロの昇降不要で残量確認ができ、事務所にいながら残量が把握できる。
1画面標準8、最大28サイロの監視が可能
屋外モニターで補充するサイロを確認できる
ストックヤードの骨材残量も計測・監視できる
- 帰着車両管理システム (キチャクシャリョウカンリシステム)
- モニターの地図上にミキサー車の位置と運行状況を表示し、動態を管理するシステム
- 計量操作盤 (ケイリョウソウサバン)
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生コンの材料をJIS A 5308の基準に沿って
レシピを自動かつ連続的に補正・計量し、
製造出荷時の品質を担保する装置です。
ハカルプラスの計量操作盤は
混和剤補正設定機能を搭載!
セメント別、特殊配合別など、混和剤の添加率補正をしたい配合を
15区分で自由に設定ができる画面。
安定した良質な生コンの製造をサポート!
- 検定公差 (ケンテイコウサ)
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「検定公差」とは、検定を行う特定計量器において
特定計量器検定検査規則に定められた器差の許容値をさす。
計量器は、特定計量器検定検査規則に基づき、国や県などの公的機関が、
その性能や構造等が計量法で定める基準に適合しているかどうかを検査を行っている。
取引又は証明における計量に使用され、その精度を公的に担保するため、一定の基準に従って検査し、
それが基準に合格しているかどうかを確認する必要がある。
関連ワード:使用公差
- 強度試験 (キョウドシケン)
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材料や製品の強度を測定する試験方法。主に引張試験・ 圧縮試験・曲げ試験の 3種類が代表的なものとしてあげられる。
【引張試験】
サンプルが破壊されるまで張力をかけ、
それに対する対象物の反応や数値を測定することで求められる強度の値。
円柱供試体を横に寝かせて上下より圧縮荷重を加えて行います。
【圧縮試験】
コンクリートの圧縮強度を測る方法。対象のコンクリートがどれだけの力(重さ)に耐えられるかを示した数値。アムスラーと呼ばれる試験機で円柱状のコンクリート試験体に上下から力を加えてどこまで耐えられるかを試験するもの。
【曲げ試験】
試験は、圧縮試験機に曲げ強度試験用のアタッチメントをつけて行います。
3等分点載荷法とは、供試体のスパン方向を三等分したところに荷重を加えるという事です。2個の支持ローラーの上に供試体を乗せ、ローラーとローラーの距離がスパンとなります。スパンを三等分した点を、上から2個の載荷ローラーで荷重を加えます。
供試体が破壊したら、その破壊断面を幅は3ヵ所、高さは2ヶ所について、0.1mm単位で測定をし、その平均値を小数点以下1桁で丸めます。この値を、曲げ強度を求める際の幅と高さとします。曲げ強度試験の場合、供試体の破壊位置によって、試験が有効であるか無効になるかの規定があります。3等分した内の真ん中の1/3で破壊した場合のみ有効となり、1/3の両側で破壊した場合、試験結果を無効とします。
試験体が破壊するまでに試験機が示した最大荷重(N)を試験体の断面積(㎜2)で除して圧縮強度(N/㎜2)(ニュートン毎平方ミリメートル)を求めます。
- 高強度コンクリート (コウキョウドコンクリート)
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高強度コンクリートとは、読んで字の如く「強度の高いコンクリート」です。
JIS A 5308、建築学会、土木学会で高強度コンクリートと呼ぶ強度の範囲が違ってきます。 ①JISA5308は、呼び強度45を超え、呼び強度60までの範囲。 ②建築学会は設計基準強度が48N/mm2を超えるコンクリート。
(従来は設計基準強度が36N/mm2を超えるコンクリート) ③土木学会では設計基準強度が50N/mm2から100N/mm2のものを
「高強度コンクリート」と定義しています。 (注意)JIS A 5308だけが設計基準強度ではありません。
おまけ:現在の高層建築の殆どには高強度コンクリートが使われています。
気が付いていないけど、身近にあるものです。
そんな高強度コンクリートにも対応している操作盤→H-WX
- 校正値 (コウセイチ)
- 校正値:標準の値=表示値:測定値
- 骨材表面水率モニター (コツザイヒョウメンスイリツモニター)
- 骨材表面水率センサーで測定した数値を、モニターに%表示する装置。最大4銘柄表示可能。タッチパネルディスプレイ。弊社製品名:H-TPM