引張強度試験 (ヒッパリキョウドシケン)

コンクリートの引張強度試験は
コンクリートを直接引張って試験するのではありません。
サンプルが破壊されるまで張力をかけ、
それに対する対象物の反応や数値を測定することで求められる強度の値。
円柱供試体を横に寝かせて上下より圧縮荷重を加えて行います。

引張強度は圧縮強度のほぼ1/10~1/13となり、高強度になるとその比は小さくなります。

JIS A 1113に「コンクリートの割裂引張強度試験方法」が規定されています。
これは円柱形の試験体を横にして、上下から圧力を加えて割裂引張強度を試験する方法です。                                        引張強度=2P/π・d・lで求めます。
P=最大荷重(N)、d=供試体の直径(mm)、l=供試体の長さ(mm)

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