微計量 (ビケイリョウ)

微計量とは、必要な重量に対して、細かい単位で計量することです。目標とする計量値に近づいた段階で、材料を少量ずつ投入し、最終的な計量値を正確に合わせるための工程を指します。

生コン工場では、セメント、水、砂、砂利、混和剤などの材料を、配合に基づいて正確に計量します。材料を短時間で効率よく計量するために、最初は大きな流量で投入する「粗計量」を行い、その後、目標値に近づいたところで細かく調整する「微計量」を行うことがあります。

粗計量は、目標値に近いところまで材料を大まかに投入する工程です。一方、微計量は、目標値を超えないように少量ずつ投入し、計量値を細かく合わせる工程です。つまり、粗計量はスピードを重視した計量、微計量は精度を重視した計量といえます。

たとえば、砂や砂利を計量する場合、最初はゲートを大きく開けて材料を多く投入し、目標重量に近づいたところでゲートの開度を小さくして、少量ずつ投入する制御を行います。この後半の細かな計量が微計量です。

微計量を行う目的は、過量投入や不足投入を防ぎ、目標値に近い計量を行うことです。材料の投入には、落差や流れ込み、ゲートの閉まり遅れ、計量器の応答などが関係するため、投入を止めた後にもわずかに材料が落ち込む場合があります。そのため、目標値の直前で投入量を細かく調整することが重要です。

生コン製造では、材料計量のずれが品質に影響します。セメント、水、骨材、混和剤の計量値が配合からずれると、スランプ、空気量、強度、品質のばらつきにつながる可能性があります。特に水や混和剤のように、少量の差が品質に影響しやすい材料では、微計量による精度管理が重要です。

計量操作盤では、材料ごとに粗計量・微計量の切り替えや、投入停止のタイミングを制御します。材料の種類、流れやすさ、設備の構造、ゲートの動作、計量器の特性に合わせて設定することで、計量時間と計量精度のバランスを取りやすくなります。

微計量は、生コン工場における材料計量の精度を高めるための基本的な考え方です。粗計量と組み合わせて運用することで、効率よく計量しながら、配合に近い材料投入を行い、安定した生コン品質を支える役割を担います。

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