計量ホッパー (ケイリョウホッパー)

計量ホッパーとは、セメント、水、骨材、混和剤などの材料を所定量だけ計量するためのホッパーです。生コン工場のバッチャープラントで、配合に基づいた材料計量を行う重要な設備です。

生コンは、配合計画書に基づいて各材料を正確に計量し、ミキサーで練り混ぜて製造されます。計量ホッパーは、材料を一時的に受け入れ、その質量をロードセルなどで測定することで、必要な量を確認します。

計量ホッパーには、骨材用、セメント用、水用、混和剤用など、材料ごとに設けられる場合があります。また、複数の材料を同じ計量ホッパーで順番に計量する累加計量が行われることもあります。

計量ホッパーでは、目標値に対して材料を正確に投入することが重要です。材料投入は、粗計量と微計量を組み合わせて行われる場合があります。粗計量では大きな流量で目標値近くまで投入し、微計量では少量ずつ投入して精度を高めます。

投入停止時には、落差補正が必要です。ゲートを閉じたあとも落下途中の材料が計量ホッパーに入るため、その量を見込んで早めに投入を止める制御を行います。落差設定が適切でないと、過量投入や不足につながる可能性があります。

計量ホッパーの計量精度は、ロードセル、ロードセルアンプ、ホッパーの構造、振動、付着物、ゲート動作、材料の流れ方などの影響を受けます。特に骨材では、粒度や表面水率によって流れ方が変わるため注意が必要です。

生コン工場では、計量操作盤が計量ホッパーの目標値、実計量値、落差補正、粗計量・微計量、排出動作を制御します。計量記録は、品質管理やトラブル時の確認にも重要です。

計量ホッパーは、配合に基づいた生コン製造を支える中心的な設備です。正確な材料計量を行うことで、スランプ、空気量、強度などの品質安定につながります。

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