砂利・砂表面水率センサー ピクノスター
砂利・砂表面水率センサー(生コン工場様、製品工場様)
- 悩 み
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生コン工場、製品工場
骨材の表面水率を正確に把握したい
出荷予定数量が多い日は、骨材を受け入れながら出荷している。
特に、砂の表面水率変化によってスランプがばらつくので、試験課員に
実測してもらいながら、表面水率を補正しているのが現状。
建築物件に使う小サイズの砂利表面水率の変化も気になる。
誰でも安定したスランプの生コンを製造できるようにならないだろうか?
- 解 決
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表面水率を正確に計測して、計量設定値に反映
25mm超の砂利は表面積が大きく、また骨材同士のスキマで乾きやすいために
表面水率の変化は少ないのですが、20mm以下の砂利や砂は貯蔵密度が高くなり
上層骨材の水分が下層に向かって流れることで、表面水率が急激に変化することが
あります。「砂利・砂表面水率センサー ピクノスター」は、今回バッチで計量する
骨材の表面水率を正確に計測し、計量操作盤に送信しますので、ベテランオペの
経験に頼らずに、誰でも安定したスランプの生コン製造ができます。
Before
試験課が測定した表面水率を基準にしているが、製造中に表面水率が変化するので結果的にスランプがばらつく。
オペレーターは経験で表面水率を補正しながらも、社内規定の「0.5%/バッチ」の補正基準を超えた表面水率の変更が必要になる場合が頻繁に発生する。
骨材の表面水率を正確に計測ができれば、試験課の業務が簡素化できるし、配合計画の呼び強度もスランプも担保ができるのだが、良い方法はないだろうか?
ストックヤード:砂(イメージ)
After
配合計画どおりの生コンを製造するには、各材料を正確に計量することが求められます。
中でも強度を担保する水の量はとりわけ重要ですが、正確に把握しにくいのもまた水の量。
これは、実際に計量する水の他に、骨材の表面水が大きな要因です。
表面水率は、貯蔵状態での上層と下層でも異なり、さらに時間の経過に伴って変化します。
設定表面水率に1%の誤差があると、配合計画の呼び強度は確実に1ランク違う結果となり、生コンの品質を担保することができません。
ピクノスターは、今回バッチで計量する骨材の表面水率をリアルタイム測定し、計量操作盤と連動して設定値を補正することができます。