エアメーター (エアメーター)
エアメーターとは、フレッシュコンクリートに含まれる空気量を測定するための試験機です。コンクリート材料試験機のひとつで、生コンクリートの受入検査や品質管理で使用されます。
コンクリートの空気量は、JIS A 5308で規定されている生コンの受入検査項目のひとつです。空気量を確認することで、コンクリートが所定の品質を満たしているかを判断します。
フレッシュコンクリートには、練り混ぜ時に自然に入る空気や、AE剤などの混和剤によって意図的に導入される微細な空気が含まれています。適切な空気量は、コンクリートのワーカビリティーや耐凍害性に関係します。一方で、空気量が多すぎると強度低下につながる場合があり、少なすぎると施工性や耐久性に影響することがあります。
エアメーターは、生コンクリート中に含まれる空気量を、圧力の変化を利用して測定します。一般的な圧力法のエアメーターでは、試料を容器に詰めて締め固めたあと、装置内に一定の圧力を加え、圧力の減少量からコンクリート中の空気量を求めます。測定値を直読できるため、現場や試験室で比較的簡単に空気量を確認できます。
空気量の試験では、試料の詰め方、締固め方法、容器内の充填状態、測定時の操作手順などが結果に影響します。そのため、所定の試験方法に従って測定し、ばらつきが出ないように管理することが重要です。
生コン工場では、配合計画書に基づいて、スランプ、空気量、強度などの品質項目を管理します。空気量は、混和剤の種類や添加量、単位水量、骨材の状態、練り混ぜ時間、温度、運搬時間などによって変化することがあります。
特にAE剤やAE減水剤を使用する場合、空気量の管理は重要です。適切な空気量を確保することで、施工性や耐凍害性の向上が期待できますが、過剰な空気量は圧縮強度の低下につながる可能性があります。そのため、エアメーターによる測定結果をもとに、配合や製造条件を確認することが大切です。
エアメーターは、コンクリートの空気量を確認するための基本的な試験機です。スランプ試験や強度試験とあわせて空気量を管理することで、生コンクリートの品質を総合的に確認し、安定したコンクリート製造につなげることができます。
関連ワード
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