スランプ管理システム H-SL

スランプ管理システム H-SL(生コン工場様、製品工場様)

悩 み
悩み

生コン工場、製品工場

生コン製造時のスランプを自動判定出来ないか?

・試験課の骨材表面水率測定値に基づいて生コンを製造しているが、
スランプ不適合のバッチが発生することがある。
・骨材の表面水率が変動して、生コンクリートのスランプが安定しない。
・ベテランオペレータでないとスランプ判定が不安、人手不足で新人教育も難しい。

解 決
解決

特許取得の理論でスランプを自動判定

製造出荷の途中で刻々と変化する骨材の表面水率。
伴って変動するスランプを理論値で可視化し、表面水率%を自動補正することで
配合計画のスランプを維持することができます。

ベテランオペレーターの目視に頼っていた判断領域を、グラフと数値で可視化。
混錬時のミキサー電力負荷と理論値から、オンタイムでスランプを判定表示します。
熟練者でなくても、一定したスランプの生コン製造ができるシステムです。

Before

スランプ判定は熟練オペレータの目視に頼っており、大量出荷の途中で骨材の表面水率が急激に変動する事が多く、目標スランプどおりの生コン製造を続けることがなかなか困難。

特に、高強度コンクリートはスランプの目視判断が難しい。

新人の教育もマニュアルがないノウハウの継承に時間がかかりすぎる。
結局、製造オペレータが固定となり、他の人に代われない状態に陥っている。

After

熟練オペレーターの目視によるスランプ判定を、コンクリート工学の理論に基づいたプログラムで自動判定表示します。
多様化する配合要求のスランプ管理はシステムにお任せ下さい。

〇粗骨材・細骨材の表面水率%をセンサーで計測し、計量操作盤の表面水率設定と連動して今回バッチの計量設定値に反映します。

〇混錬中ならびに練終わりのスランプを、ミキサー電力負荷とコンクリート工学理論からプログラムで数値化し、練中のスランプを推定値、練終わりのスランプは判定値として表示します。

〇基準グラフに対する混練グラフの硬い・軟らかいの差を、砂の表面水率%に換算して計量操作盤に送信し、次回バッチに反映しますので、誰でも均一なスランプの生コン製造ができます。

〇砂の表面水率%に換算した値を計量操作盤の表面水率設定と連動させている時に、水の計量設定値が単位水量の規定範囲を超える場合はアラームでお知らせします。

〇高流動コンクリートはフロー表示をします。

〇12000バッチのバッチ毎データを品質管理記録として自動保存します。

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