養生温度制御システム

養生温度制御システム(製品工場様)

悩 み
悩み

製品工場様

蒸気養生を自動化し、出来れば無人化したい

作業経験に基づいた蒸気バルブの手動開閉操作を完全自動化したい。

制御室は無人で、製品JIS規格に沿った養生コントロールと管理記録が欲しい。

解 決
解決

蒸気養生を自動化・無人化・見える化、CO2削減も

コンクリート製品の蒸気養生に特化したPID制御(予測制御)でコンクリート養生を自動化し、適性な管理を実現します。

温度センサーで電磁バルブを制御し、養生温度の管理記録を保存。

記録保存は記録紙印字と、記録計本体からUSBによる抜き取り保存、さらに事務所などの遠隔PCにデータ送信をする3タイプから選べます。

Before

外気温度が急激に低下した日は、作業員の経験で蒸気バルブを手動開閉操作する事がある。

手動操作をした場合の温度記録計データは、製品JIS規格に沿った温度制御になっていない場合がある事が判明。

工場は人手不足解消のために自動化、あるいは無人化したい。
管理者が逐次点検をしなくても、品質を保証する自動コントロールと養生の温度記録が必要。

After

コンクリートは、主材料のセメントと水の化学反応(水和反応)により硬化し、強度発現します。そのため、コンクリートが硬化し、強度を得るためには、適切な温度と水分が必要です。
製品の型枠等に打ち込まれたコンクリートの表面は、外部からの水分や乾燥の状態や温度の影響を受けやすいため、硬化するまでの保護、つまり養生が必要となります。

「土木学会 コンクリート標準示方書」「日本建築学会 JASS5」などにも示されている養生の基準を満たすため、温度・湿度だけではなく、その上がり方や経過時間までを管理する事が求められています。

弊社の養生温度制御盤は、コンクリート製品の蒸気養生に特化したPID制御(予測制御)で、コンクリート養生を自動化し適性な温度管理を実現します。

温度計測には汎用温度調節計を使わず、温度検出素子をご提案。電磁バルブを制御し、事前に設定した温度勾配通りの蒸気養生を行うとともに、温度管理の記録を保存することが出来ます。

適切な蒸気量制御は、ボイラー重油使用量の削減やCO2の排出削減にも期待ができます。

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