骨材表面水率モニター (コツザイヒョウメンスイリツモニター)

骨材表面水率モニターとは、砂や砂利などの骨材に含まれる表面水率を表示・確認するための装置です。骨材表面水率センサーで測定した値をモニターに表示し、生コン製造時の水量管理や品質管理に活用します。

骨材表面水率とは、骨材の表面に付着している水分の割合を示す値です。生コンクリートでは、セメント、水、骨材、混和剤などを配合に基づいて計量しますが、骨材に含まれる水分量を正しく把握できていないと、実際に練り混ぜられる水量が配合からずれてしまう可能性があります。

たとえば、骨材の表面水率が高い状態で、配合どおりに水を加えると、実際の単位水量が多くなり、スランプや強度、品質のばらつきにつながることがあります。反対に、骨材の水分を過小に見積もると、必要な水量が不足し、ワーカビリティーに影響する場合があります。

骨材表面水率モニターを使用すると、センサーで測定した表面水率を事務所や操作室などで確認できます。測定値を%表示で確認できるため、現在の骨材の水分状態を把握しやすくなり、配合補正や水量管理に役立ちます。

生コン工場では、砂や砂利の種類、保管場所、天候、降雨、乾燥状態などによって、骨材の表面水率が変化します。特に屋外ヤードや骨材ビンで管理される骨材は、時間帯や気象条件によって水分状態が変わることがあるため、継続的な確認が重要です。

骨材表面水率モニターは、複数の骨材銘柄の表面水率をまとめて表示できるため、砂・砂利などの水分状態を一画面で確認しやすくなります。また、測定実績を確認できる機能がある場合は、表面水率の変化傾向を把握し、日々の品質管理や製造条件の見直しにも活用できます。

表面水率の管理は、単位水量、水セメント比、スランプ、強度などに関わる重要な管理項目です。骨材表面水率モニターを活用することで、目視や手作業だけに頼らず、測定値に基づいた水分管理を行いやすくなります。

骨材表面水率モニターは、生コン製造における水量管理の精度向上、品質の安定化、表面水率確認作業の効率化を支援する装置です。

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