砂利表面水率センサー (ジャリヒョウメンスイリツセンサー)

砂利表面水率センサーとは、砂利の表面に付着している水分量を測定するためのセンサーです。生コンクリートの製造では、砂や砂利などの骨材に含まれる水分量が、実際の単位水量や品質に影響するため、表面水率の把握が重要になります。

表面水率とは、骨材の表面に付着している水分の割合を示す値です。砂利の表面水率を正しく把握できていないと、配合で設定した水量と、実際に練り混ぜられる水量にずれが生じる可能性があります。

たとえば、砂利に多くの表面水が含まれているにもかかわらず、配合どおりに水を加えると、実際の単位水量が多くなります。その結果、スランプ、強度、空気量、品質のばらつきにつながる可能性があります。反対に、砂利の水分を過大に見積もると、練り混ぜ時の水量が不足し、ワーカビリティーに影響する場合があります。

砂利表面水率センサーは、砂利の表面水率を連続的に測定し、現在の水分状態を把握するために使用されます。測定値をもとに水量補正や配合管理を行うことで、単位水量のずれを抑え、安定した生コン製造につなげることができます。

ハカルプラスの砂利表面水率センサー「ピクノスター PG-370」は、マイクロ波を利用して砂利の表面水率を測定するセンサーです。砂利表面水率を連続測定でき、骨材温度センサーを内蔵しています。骨材表面から生コンの温度推定ができる点も特徴です。

砂利は、搬送時や投入時に衝撃を受けやすく、測定環境も厳しくなりやすい材料です。そのため、砂利表面水率センサーには、安定した測定に加えて、耐衝撃性や耐摩耗性も求められます。ピクノスター PG-370は、耐衝撃・耐摩耗加工により、生コン工場の骨材計測環境で使用しやすい構造となっています。

砂利表面水率センサーを活用することで、手作業による水分確認だけに頼らず、測定値に基づいた水量管理を行いやすくなります。表面水率の変動を把握し、計量操作盤や骨材表面水率モニターと連携して運用することで、品質の安定化、製造管理の効率化、配合からのずれの低減につながります。

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