回収水補正 (カイシュウスイホセイ)
回収水補正とは、生コン工場で使用する回収水に含まれる固形分を考慮し、コンクリートの製造に必要な水量を補正する機能のことです。
回収水とは、ミキサやアジテータ車の洗浄水、戻りコン処理などで発生した水を回収し、再利用するために管理している水のことです。回収水には、セメント分や細かな骨材分などの固形分が含まれる場合があります。
生コンクリートの品質管理では、単位水量の管理が重要です。回収水を使用する場合、回収水に含まれる固形分率を考慮せずにそのまま水として扱うと、実際の水量や材料バランスにずれが生じる可能性があります。そのため、回収水中の固形分率を算出し、その値を計量操作盤に入力することで、水の必要量を補正します。
回収水補正を行うことで、回収水を使用しながらも、配合に応じた水量管理を行いやすくなります。特に、回収水を日常的に再利用している生コン工場では、品質の安定、材料管理、環境負荷の低減に関わる重要な機能です。
また、回収水の管理では、固形分率だけでなく水質の確認も重要です。水槽の状態やpH値を把握し、必要に応じて記録・管理することで、回収水をより適切に運用できます。
回収水補正は、計量操作盤による正確な計量・補正機能とあわせて運用することで、生コン製造の品質安定に役立ちます。
関連ワード
・PH監視
・単位水量
・W/C(水セメント比)
・計量操作盤
・配合登録
・表面水率


